名古屋税関が17日発表した中部5県(愛知、岐阜、三重、静岡、長野)の9月の管内貿易概況(速報)によると、輸出額は前年同月比10%減の2兆108億円だった。減少は32カ月ぶり。アメリカを中心とした大型ガソリン車の需要縮小をハイブリッド車(HV)の伸びが補いきれず、自動車の輸出額は12%減の6886億円だった。
輸入額は5%増の1兆1896億円、輸出額から輸入額を差し引いた貿易黒字額は25%減の8211億円だった。インドからの小型ガソリン車の輸入が増え、アジアからの自動車輸入額は過去最高の327億円だった。
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