日本コカ・コーラは「ボトルtoボトル」の企画展について記者会見を開いた(18日、東京都港区)

日本コカ・コーラは18日、使用済みペットボトルを回収・再生する「ボトルtoボトル」に関する企画展を東京ミッドタウン(東京・港)で開くと発表した。18日から20日までの3日間の限定開催で、飲み終えたペットボトル容器を持参し、会場の専用リサイクルボックスに入れると、100%リサイクルペットボトルを使った「コカ・コーラ」がもらえるイベントも用意した。

回収された後のペットボトルを新しいペットボトルにリサイクルする過程や分解されたペットボトル素材などを展示する。3日間で3000人の来場と1500本の使用済みペットボトルの回収を目指す。入場は無料。

PETボトルリサイクル推進協議会によると、国内のペットボトルのリサイクル率は2022年度で87%と、世界では高い水準という。樹脂や洋服に再生する取り組みが進む一方、回収したペットボトルを新しいペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」の取り組みは29%にとどまる。

日本コカ・コーラは「展示、体験を通してボトルtoボトルの取り組みを広めていく」(担当者)という。

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