トップカルチャーが蔦屋書店内に化粧品専門店を相次ぎ開業している。11日に蔦屋書店ひたちなか店(茨城県ひたちなか市)に「ノインビューティ」の4号店を開業した。店内ほぼ全ての商品を自由に試せるため、自分に合った商品を購入できる。年内にもう1店舗増やす計画で、書店を訪れる新たな客層の獲得につなげる。
ノインビューティは化粧品の製造販売を手がけるノイン(東京・新宿)と協業して開業している「フルセルフ」型の店舗。店内には販売員をおかず、来店客は人目を気にせずに試しながら商品を探すことができる。
1月以降、新潟市、盛岡市、前橋市の蔦屋書店に相次ぎ開業した。ひたちなか店ではショップ面積約66平方メートルに28ブランド、1300以上の商品を取り扱っている。
トップカルチャーはCDとDVDのレンタル事業縮小をきっかけに、書店の売り場改革に乗り出している。化粧品専門店のほか、お取り寄せ菓子売り場や高級食品スーパーなどを店舗内に設け、来店客数や来店頻度の増加を目指す。
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