北総鉄道(千葉県鎌ケ谷市)は、普段経験できない終電後の線路を歩く「ナイトウォーク」を11月23日深夜から24日未明にかけて開催する。印旛日本医大駅―印西牧の原駅―印旛車両基地(いずれも印西市)のコースで、懐中電灯頼りに線路上を歩き、基地では留置中の車両群の撮影会を開く。
定員は30人で、10月23日から先着順で募集する。深夜イベントのため対象は18歳以上、参加費は1万5000円。雨天決行(荒天中止)とし、鉄道ファンなどの応募を見込む。当日は午後10時40分に印旛日本医大駅に集合し、引き込み線への体験乗車、同駅のシンボルで通常は立ち入りできない展望台も開放する。
その後、隣駅の印西牧の原駅に回送電車で移り、同駅から車両基地までの線路上を1.5キロ歩く。帰りは印旛日本医大駅までバスを用意する。
千葉ニュータウンを横断する北総鉄道は有利子負債など経営上の課題が残り運賃は高めだ。一方、運転体験などユニークな企画を相次ぎ打ち出し、知名度向上や小まめな収入増にも努めている。
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