太陽石油が展開するブランドのガソリンスタンド

四国を地盤とする石油元売りの太陽石油は21日、資本金を現在の4億円から1億円に減らすと発表した。税制上は中小企業扱いとなり、節税効果を見込む。同社は減資の狙いについて「資本政策の柔軟性や機動性の確保を図る」としている。

12月1日から資本金を減らす。また完全子会社で石油製品を貯蔵する「油槽所」を持つ南西石油(沖縄県西原町)を、12月に吸収合併するとも発表した。脱炭素に対応するため迅速に意思決定できるようにする。太陽石油は2016年、ブラジル国営石油のペトロブラスから南西石油を買収していた。

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