オフィス家具大手のイトーキは23日、調剤薬局向けに薬剤の自動ピッキングシステムを2025年4月に発売すると発表した。小型ロボットが薬を薬剤師の手元に運ぶ。人工知能(AI)が過去の調剤記録を分析して使用頻度が高い薬を優先的に入出庫口に配置する。患者の待ち時間を短くし、薬剤師の作業負担も軽減する。
調剤システムを手掛けるメディカルフィールズ(神戸市)と共同で開発した「DAP with MediMonitor」は従来品より設置面積を小さくした。自動で運ばれた薬剤の内容や数量が適切か判断する監査システムも備える。
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