椀子ワイナリーで作られたワインを中心に約20種を販売する(過去の開催の様子)=メルシャン提供

キリンホールディングス(HD)傘下のメルシャンは椀子ワイナリー(長野県上田市)でワインや地元食材の魅力を発信する「椀子マルシェ」を26、27日に開く。限定ワインの販売やワイナリーツアーを企画し、周辺に住む家族連れや首都圏のメルシャンファンをターゲットにする。

椀子ワイナリーで作られたワインを中心に約20種を販売するほか、キッチンカーなどで生ハムや上田市産のチーズを提供する。無料のワイナリーツアーではブドウ畑や醸造施設を15〜20分かけて案内する。子どもも楽しめるよう、長野大学(上田市)の学生がガイドとなってブドウ畑で動植物を探すツアーも実施する。

メルシャンも含めたキリングループ4社は2019年に上田市と包括連携協定を結び、ワインを軸にした地域活性化などに取り組んできた。椀子マルシェも19年から年に数回開催しており、今回で13回目になる。23年秋のマルシェには計500人が訪れた。

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