24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比140・59ドル安の4万2374・36ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅な追加利下げの観測が後退し、売り注文が優勢となった。
米雇用関係の指標を受けて労働市場が底堅さを保っているとして、追加利下げのペースが緩やかになるとの見方が広がった。前日発表されたIT大手IBMなどの決算が振るわなかったことも、投資家心理を冷やした。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、138・84ポイント高の1万8415・49だった。(共同)
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