週明け28日のシドニー外国為替市場で円安ドル高が進み、一時1ドル=153円23銭を付けた。7月31日以来約3カ月ぶりの円安水準。衆院選で与党が過半数を失い、日本の政局が混迷するとの見方から、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。前週末25日のニューヨーク市場は152円台前半で取引されていた。
日本時間28日午前6時現在は1ドル=153円18~28銭。ユーロは1ユーロ=1・0790~0800ドル、165円35~45銭。
市場関係者からは「政局混迷が長期化すれば、日銀が利上げに向けて身動きが取りにくくなる」との声が聞かれた。(共同)
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