スイーツインベストメントによる中古住宅の改修例

静岡ガスグループの静岡ガスリビング(静岡市)は29日、静岡県で不動産事業を手がけるSweets Investment(スイーツインベストメント、同市)の全株式を取得した。取得金額は非公表。空き家の買い取り、再生、販売に強みを持つ同社の子会社化により中古住宅関連事業の拡大を目指す。

スイーツインベストメントは2013年設立。「空き家買取専科」ブランドで中古住宅の再生に取り組むほか分譲住宅の開発などを手がける。中古住宅を改修して安全性やデザイン性を高め資産化する手法が強みという。創業以来、延べ300件以上の再生・販売実績がある。

株式譲渡契約書に調印した静岡ガスリビングの杉山昌義社長㊨とスイーツインベストメントの玉木潤一郎社長(24日)

静岡ガスリビングは1990年にリフォーム事業を始め、累計約3万9000件を施工した。スイーツインベストメントの子会社化を通じて空き家買い取りに関する情報ネットワークや再販売事業のノウハウなどを取得し、「地域の顧客の住まいに関する困りごとをワンストップで解決していきたい」(杉山昌義社長)としている。

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