ウェンディーズ・ジャパン(東京・新宿)は31日、小麦やチーズなど北海道産食材を豊富に使った高級バーガーを11月7日から一部店舗で販売すると発表した。ブランド認知度が高く、インバウンド(訪日外国人)に人気のある道産食材を使ったバーガーで訪日客を中心に需要を取り込む。
新商品の「北海道まるごとバーガー」は、同社が2023年秋から手掛ける高級バーガーの第3弾で、単品価格は1650円。東京都を中心としたウェンディーズ・ファーストキッチンの全国20店舗限定で、25年3月までの販売を予定する。
バンズには北海道産小麦「ゆめちから」を100%使い、北海道十勝産のジャガイモのマッシュポテトと十勝産のラクレットチーズ、ウェンディーズのビーフパティを挟んだ。同社がバンズに国産小麦を100%使うのは初めて。
2023〜24年に期間限定で販売した高級バーガー「トリュフ&マッシュルームメルトバーガーダブル」(1800円)や「ローストビーフバーガー」(2090円)がインバウンドを中心に受け、目標を上回る売れ行きだったことから開発に踏み切った。日本人の「プチぜいたく」需要も取り込む。
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