ニデックオーケーケーが新開発した省スペースのマシニングセンター

ニデック傘下の工作機械メーカー、ニデックオーケーケー(兵庫県伊丹市)は31日、マシニングセンターと呼ぶ工作機械の新製品「HX500」を開発したと発表した。長さ50センチメートルまでの鉄やアルミといった金属部品を複雑な形状に加工できる。同種の装置として設置スペースを最小クラスに抑えて小規模な工場などでも導入しやすくした。

電気自動車(EV)やロボットなど多品種少量でデザイン変更の頻度が高い部品が求められる業界での利用を見込む。工作機械業界では人手不足に対応するための自動化や省人化技術に注目が集まっているという。

既存のマシニングセンターに後付けして連続で自動稼働させやすくするシステムも開発した。加工に合わせた工具を自動で付け外しする「マトリックスマガジン」と加工する素材を自動で入れ替える「立体パレットストッカ」の2製品で、マシニングセンターに取り付ける。

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