欧州事業の低迷などで山陽特殊製鋼の4〜9月期は71%の減益だった

山陽特殊製鋼が31日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比71%減の15億円だった。売上高は前年同期比9%減の1684億円。欧州の鋼材需要の低迷で、スウェーデンの子会社オバコの業績が悪化した。

国内事業では鋼材価格を引き上げてきたこともあり一定の利益を確保したが「(認証不正による自動車の生産・出荷停止の影響を受け)自動車向けの生産は前年同期を下回った」(同社)。

25年3月期通期の売上高見通しは前期比3%減の3420億円とした。従来予想(3450億円)から30億円下方修正した。純利益は前期比5%増の95億円とした従来予想を据え置いた。

関西セクショントップページはこちら

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。