三菱商事が1日発表した2024年4〜9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比33%増の6180億円だった。グループのローソンが子会社から持ち分法適用会社に変わったことに伴う株式の再評価益や、オーストラリア原料炭炭鉱の売却益などが利益を押し上げた。

市場予想平均(QUICKコンセンサス、40%増の6538億円)は下回った。決算を発表した1日午後、三菱商事の株価は一時前日比3%安い2760円まで下げた。

25年3月期の業績予想は据え置いた。純利益は前期比1%減の9500億円を見込む。

「日経電子版 投資・財務・会計」のX(旧Twitter)アカウントをチェック

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。