眼鏡チェーン店のOWNDAYS(オンデーズ)は1日、遠近両用レンズを選んだ場合の追加料金を全国で無料にすると発表した。従来は眼鏡のフレーム代に加えて6000円の追加料金がかかっていた。スマートフォンを見続けることで近くのものが見えづらくなる「スマホ老眼」が増えているとみて、40代や50代など中年層の需要を取り込む。
強い近視や乱視がある人向けの「プレミアム遠近両用レンズ」の追加料金も従来の半額の6000円に値下げする。眼鏡の使い方にあわせてつくるオーダーメードの遠近両用レンズも全国の店舗で取り扱いを始める。これまで一部の店舗で提供していた。同レンズの追加料金は1万2000円。
オンデーズによると、40代の7割、50代の9割は老眼の可能性があると回答する一方で、遠近両用メガネの保有率は40代が18%、50代が30%にとどまる。
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