循環経済に特化したビジネス案のコンテストは全国初(5日、さいたま市)

埼玉県はスタートアップを対象としたサーキュラーエコノミー(循環経済、CE)に関するビジネスプランコンテストを実施する。県は12日の最終審査で受賞企業を選び、2025年1月から県内での事業展開を支援する。

「CSUP(シーサップ)」と称するコンテストの選考を進める。県内での事業展開を前提としたビジネス案を全国から募集したところ、19の応募があった。最終審査では8者がプレゼンテーションを行う。環境と経済の双方に効果があることなど、複数の審査基準で選ぶ。

大野元裕知事は5日の会見で「現時点では実施主体が大企業などに偏りがちだが、起源が新しいCEには小さな企業も参入のチャンスがある」と指摘。斬新なアイデアに支援をすることで「大手を含めた様々な企業同士の結びつきが生まれることを期待する」と話した。

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