繊維、流通などの労働組合で構成するUAゼンセン(組合員約190万人)は6日、2025年春闘の要求方針素案を公表した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)は「4%基準」に設定し、定期昇給分と合わせて「6%基準」の賃上げを目指す。物価高騰で実質賃金のマイナス基調が続いていることを踏まえ、前年の高い目標水準を維持する。
パート従業員は24年春闘よりも上乗せし、時給で80円、ベアを含む賃上げ率で7%を目安に引き上げる。24年は時給70円、賃上げ率6%だった。
UAゼンセンの会合であいさつする永島智子会長=6日午後、千葉県浦安市
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