日本自動車輸入組合(JAIA)が7日発表した10月の輸入車販売台数(日本メーカー車除く)は、前年同月比3%減の1万5946台だった。10カ月連続で前年実績を下回った。独フォルクスワーゲンは主要車種の刷新で旧型車の在庫が不足しており、46%減と大きく落ち込んだ。
ブランド別にみると、独メルセデス・ベンツが0.1%減の3568台で首位だった。2位はBMWで2899台(19%増)、3位はBMW傘下のミニで1970台(53%増)となった。
フォルクスワーゲンは46%減の1181台だった。7月に5車種の刷新を発表したが、そのうち4車種は11月以降に発売する。同社の担当者は「刷新に伴い旧型車の供給が減っている。新型車の受注は堅調に伸びている」と話す。
輸入車全体の12%を占める電気自動車(EV)の販売台数は4%減の1906台で3カ月連続で減少した。中国・比亜迪(BYD)は11%増の153台、韓国・現代自動車は60%減の34台だった。
乗用車の価格帯別では1000万円以上が7%減の2658台、400万円以上1000万円未満が10%増の1万212台、400万円未満は36%減の2178台だった。
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