米パソコン大手デル・テクノロジーズの日本法人は6日、同社の法人向けパソコンや周辺機器を体験できる施設を東京都内に開設したと発表した。オフィスやカフェなどでの活用事例を実機を使って展示する。新型コロナウイルス禍を契機に出社と在宅を組み合わせる働き方が広がっており、法人向けの需要を開拓する。
新施設の床面積は57平方メートル。カフェやオフィスなど5つの場面を想定し、製品の活用事例を紹介する。画面をのぞき見されたことを人工知能（AI）で察知し自動で画面を暗くする機能を搭載したパソコンや、環境音をとり除く「ノイズキャンセリング」機能付きのヘッドセットなどを展示する。
月20~25社の来場を見込む。資料などによる説明だけでなく、実機を体験してもらうことで受注につなげる。
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