米国発スタートアップ支援企業、ケンブリッジ・イノベーション・センター(CIC)の姉妹組織であるベンチャー・カフェ福岡は7日、起業家や学生、クリエーターらによる交流イベント「サーズデー・ギャザリング」を初めて開催した。国際的なネットワークを生かし、福岡のスタートアップのさらなる成長を後押しする。
福岡市の創業支援拠点「Fukuoka Growth Next(FGN)」で実施した。サーズデー・ギャザリングは毎週木曜日の午後4〜9時の間に行い、参加者は無料で講演や交流会に出席できる。
初回は有機半導体レーザーを開発するKOALA Tech(コアラテック、福岡市)や、昆虫由来の飼料などを手掛けるBooon(ブーン、長崎市)が登壇し、起業家から見た福岡の魅力などを討論。起業アイデアを競うピッチイベントも行い、オンラインを含め約300人が参加したという。
CICは、福岡市・天神の中心部で建設が進む「ワン・フクオカ・ビルディング」(通称ワンビル)に拠点を設ける。2025年4月の開業後はワンビルで交流イベントを実施する予定だ。
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