オリンパスは、シュテファン・カウフマン元社長兼CEOが違法薬物を購入しているという外部からの情報を受けて内部調査を行った結果、取締役会が辞任を求め本人が応じたとして、先月28日、社長兼CEOの辞任を発表していました。
また警視庁はカウフマン元社長について任意で捜査を進めています。
これについてCEOの業務を引き継いだ竹内康雄会長は、8日の決算会見で「多大なるご迷惑とご心配をおかけし心より深くおわびします」と述べて陳謝しました。
そのうえでカウフマン元社長を選んだ経営陣の責任については「私も指名委員会もその当時は正しい人選をしたと考えている。捜査が続いているので、最終的なスタンスで答えられないが私自身にはそういう考えはない」と述べました。
また後任の社長については会社の指名委員会などで検討していく考えを改めて示しました。
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