大手飲料メーカー伊藤園は30日、主力ブランドの無糖緑茶「お~いお茶」と大リーグ・ドジャースで活躍する大谷翔平選手(29)がグローバル契約を締結したと発表した。大谷選手側から要望があれば、契約対象製品を何本でも届ける。大谷選手は「日本にいた時から『お~いお茶』が大好きで、アメリカの生活でも大切な相棒です」などとコメントした。
伊藤園は契約に伴い、大谷選手へのエールを込めた手紙の全文を、国内外60紙に全面広告で掲載した。毎日新聞をはじめとした全国紙のほか、大谷選手の出身地である岩手県などの地方紙、米国などの海外紙でも展開した。
大谷選手は日本にいた時から「お~いお茶」を愛飲していたという。同社はエールの手紙の中で、大谷選手に対し「お~いオオタニさん! どんなときでも。どんなに離れていても。私たちは、大谷さんのそばに」などとするメッセージを送った。
大谷選手は「この度、伊藤園『お~いお茶』とグローバル契約を締結させていただきました。僕は日本にいたときから『お~いお茶』が大好きでよく飲んでいましたし、アメリカの生活でも大切な相棒となっています。今回の契約は、僕が『お~いお茶』が好きでよく飲んでいることが伊藤園さんに伝わったことがきっかけと聞き、とても嬉(うれ)しく思っています。ひとりの『お~いお茶』ファンとして、『お~いお茶』の魅力を世界中の皆さんにお伝えしていけたら嬉しいです」とコメントした。
「お~いお茶」は1989年に販売を開始し、累計販売本数は430億本を突破。海外にもファンが多く、北米や東南アジアなど40を超える国と地域で販売されている。同社は「世界で活躍する大谷翔平選手と国内外でさまざまな企画を実施することで、お茶の価値を世界中で一層高めてまいります」としている。
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