富士フイルムは大型の画像センサーを備えた映像製作用カメラで市場開拓を狙う

富士フイルムは12日、映像製作用カメラに参入すると発表した。2025年中にも同社初となる製品「FUJIFILM GFX エターナ」を世界で発売する。フルサイズよりも一回り大きい「中判サイズ」の画像センサーを搭載する。色の濃淡など階調が豊かな表現力を強みに、クリエーターの需要を開拓する。

価格は現時点で未定。同社のプロフェッショナル向けのミラーレスカメラ「FUJIFILM GFX100 II」と同じ、1億200万画素の画像センサーを搭載する。大型の画像センサーを搭載するため得られる情報量が大きく、撮影後の編集の自由度が高まる。

これまで映像制作の分野ではカメラ向けのレンズのみを手がけていた。本体を販売するのは新製品が初めて。既に販売済みの自社製レンズなどと組み合わせて使う。

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