沿線で収穫されたミカンの販売開始をPRする貴志駅の猫駅長「ニタマ」=和歌山市の伊太祈曽駅で2024年11月13日午前11時26分、大塚愛恵撮影

 和歌山電鉄(和歌山市)は13日、沿線で収穫されたミカンの販売を始めた。伊太祈曽駅(同市)では、貴志駅(紀の川市)の猫駅長「ニタマ」がPRし、広報担当者が「甘さはニタマが保証しますニャー」と代弁した。

 販売するのは沿線で果樹栽培を手がける「よけそ農園」(同市)のミカン。地域の魅力をアピールしようと2021年から始めた。初代猫駅長「たま」をあしらった「たま電車」を模したオリジナルの段ボール箱に新鮮なミカンが詰められている。

 ミカン5キロ入りと、ミカン4キロと猫の爪研ぎのセットがあり、どちらも税込み4500円。同電鉄のネットショップなどで購入できる。例年1月下旬まで販売しているが、今年は夏の暑さなどで収穫量が少なく、なくなり次第販売終了という。問い合わせは電鉄(073・478・0110)。【大塚愛恵】

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