滋賀県が拠点のスーパー大手、平和堂は東海地方での出店を加速する。15日には名古屋市守山区に平和堂「守山小幡店」を開く。愛知県内では20店目で、名古屋市の区別では3番目に人口が多い守山区で初めての店舗になる。一定地域に多店舗を集中出店する「ドミナント経営」の一環で、周辺の店との間の「空白地帯」を埋める。
守山小幡店の敷地面積はサッカーコートより一回り小さな約6500平方メートル。守山区のなかでも人口密集エリアといわれる地域で、社宅などの共同住宅も多い。
平和堂は近畿、北陸、東海の9府県で全166店体制となる。このうち愛知県の店舗数は滋賀県(80店)、大阪府(23店)に次ぐ3位で、平和堂が戦略上の重要地域ととらえていることがうかがえる。
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