完成したチョコレート駒を披露する浜田剛史市長(左)と明治の黒田充関西支社長=大阪府高槻市役所で、峰本浩二撮影

 関西将棋会館の移転・開館を控え、「将棋のまち高槻」をPRしようと、大阪府高槻市と包括連携協定を結ぶ大手食品メーカー「明治」(本社・東京)がチョコレートでできた将棋の駒を作り、市役所でお披露目した。同会館は17日、開館記念式典が開かれ、12月3日にグランドオープンする。

 チョコ駒の「王将」は高さ約30センチ、幅約27センチで重さ約3キロ。今年で市制施行81年で、将棋盤の升目の数81に由来する「盤寿」にちなみ、市内にある同社大阪工場で生産される「チョコレート効果カカオ72%パウチ」81袋分が使用された。

 浜田剛史市長は「普段食べているチョコが駒になり感動。非常に強い『持ち駒』ではないか」と話した。明治の黒田充関西支社長は「今後とも市民の皆様にいろいろな商品やサービスで貢献したい」と述べた。

 チョコ駒は16日に開催される高槻将棋まつりのほか、イベントや市内施設で展示される予定。【峰本浩二】

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