ミツバは連結子会社のタツミを完全子会社にする(写真はミツバの部品)

自動車部品大手のミツバは13日、連結子会社で自動車部品中堅のタツミを完全子会社にすると発表した。株主総会の承認がいらない簡易株式交換により、2025年4月1日付で完全子会社とする。タツミは上場廃止となる。迅速に意思決定できる体制を整え、電動化や知能化が進む自動車業界の急速な変化への対応力を高める。

タツミが強みを持つ金属部品とミツバが得意な樹脂部品を組み合わせることで商品の付加価値を上げるほか、原材料の一括調達などでコストの低減を進める。タツミは25年3月28日付で東京証券取引所スタンダード市場から上場廃止となる見通し。

ミツバはタツミ株の53%(3月末時点、議決権ベース)を持ち、連結子会社にしている。

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