資源エネルギー庁が13日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均、11日時点)は、前週に比べ0.2円高い1リットル174.7円だった。上昇は5週ぶりだ。政府の補助金が減ったことが上昇につながった。
政府は補助金を支給して石油元売りの卸値を抑えている。7〜13日の補助額は14.9円と、前週と比べて1.8円減った。補助の減額がガソリンの卸値を押し上げ、店頭価格にも波及した。
18日時点のガソリン価格は補助金がなければ191.2円になると見込まれる。政府が目標水準とする175円程度に抑えるため、16.4円が14日から1週間の補助額となる。
【関連記事】
- ・電気・ガス補助1月再開 非課税世帯には3万円案、政府原案
- ・ガソリン補助金継続案、国民民主が反発 自公と政策協議
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。