14日の東京外国為替市場では、アメリカのトランプ次期大統領が財政出動を増やすという懸念などを背景にアメリカの長期金利が上昇したことから円安ドル高が進行し、円相場は一時、およそ3か月半ぶりに1ドル=156円台まで値下がりしました。
市場関係者は「大統領職と上下両院を共和党が掌握するいわゆる『トリプルレッド』の状況となったことで、トランプ次期大統領のもと、財政出動が増えるという見方が広がった。このため財政の悪化への懸念からアメリカの長期金利が上昇し、海外市場に続いて東京市場でも円を売ってドルを買う動きが活発になった」と話しています。
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