三井不動産グループの三井ホームは、戸建て住宅の新築や土地探しなど、住宅関連の幅広い相談に応じる「住まいの総合サロン」を埼玉県の百貨店、まるひろ川越店(同県川越市)内に開設した。モデルルームの機能も備え、インテリアなどとともに体感できるようにしたのが特徴で、年間1000組の来場を見込む。
まるひろ川越店の6階部分で9日に開業した。打ち合わせスペースやリビング・ダイニング・キッチン(LDK)の展示空間を設け、最新の住宅トレンドに合わせた内装を体験できるようにした。住み替えを検討する人には物件の査定、資金計画を人工知能(AI)などでシミュレーションし、その場で提案できる。リフォームの担当者も常駐する。
三井ホームによると、商業施設内の常設型店舗としては、全国で5カ所目。住宅展示場は郊外のロードサイドなどの立地が多く、来場者数が伸び悩んでいた。サロンは川越市内の繁華街にあり公共交通で訪れられる点、平日の仕事帰りなどに気軽に訪れられる利便性などもアピールする。
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