ファミリーマートは農福連携で障害者の活躍を促す(千葉県柏市)

ファミリーマートは、障害者の農業での活躍を促す農福連携を千葉県と埼玉県で11月から始めたと発表した。障害のある同社の社員が2県の農家で、栽培や出荷といった作業を週に1〜2回程度手伝う。深刻化する農業の人手不足の緩和につなげる。

イチゴを栽培する「ケンズガーデン」(千葉県松戸市)や、小松菜を育てる「しゅん・あぐり」(埼玉県八潮市)が受け入れている。千葉県や農林中央金庫が農家の紹介などで協力したという。

ファミリーマートは障害の専門知識を持つ社員を中心とした「ソーシャルサポートグループ」を2024年度に新設するなど支援体制を強化してきた。同社は「障害者の方はどのくらい働けるかわからないという方が多い。就労は十分可能だという理解も促していく」としている。

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