生活雑貨のロフト(東京・渋谷)は、店頭装飾で用いたタペストリーを再利用する取り組みを始めた。産業向けプリンターのミマキエンジニアリングが開発した技術「ネオクロマト・プロセス」を活用する。
「ネオクロマト・プロセス」は、ポリエステル生地からインクを脱色して再び印刷できるようにする技術。今回はトライアルとして位置づけており、新年に合わせたデザインを再印刷した2枚を掲示する。
ロフトの担当者は「今回の形態に限らず、今後も循環使用のトライアルを実施したい」と説明している。ミマキエンジニアリングは脱色を自動化する装置を開発しており、企業の環境対応へのニーズをつかむみたい考えだ。商業施設や店舗のタペストリーは使用後に破棄されることが多く、需要が見込めると見込む。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。