ゲオホールディングス(HD)は20日、倉庫機能をもつ物流拠点を愛知県岩倉市に開設したと発表した。ロボットを約130台導入して仕分け作業を自動化し、従来は外部に委託していた在庫の保管も同拠点に集約した。同社として最大の物流拠点となる。
「中部物流センター」(愛知県岩倉市)の稼働を11月から順次始めた。延べ床面積は約3万4380平方メートルで、三井不動産が運営する大型テナント物流施設内に開設した。高層棚を設置して面積当たりの積載量を増やしている。
レンタル事業「ゲオ」では、家電や雑貨品などのプライベートブランド(PB)商品の販売構成比が高い「バラエティストア型店舗」を増やしている。メーカーや小売店の余剰在庫を買い取り、低価格で販売する「Luck Rack(ラックラック)」事業にも力をいれる。ゲオHDは事業の拡大に合わせて、他の物流拠点についても統廃合や新設を進める。
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