ボージョレ・ヌーボーはフランスのボージョレ地区でその年に収穫されたぶどうで造るワインの新酒で、毎年11月の第3木曜日に販売が解禁されます。

このうち東京 江東区のスーパーでは21日から販売が始まり、訪れた客が試飲をして味を確かめながら買い求めていました。

このスーパーでは円安などで調達のコストが上昇する中、航空便1便当たりの輸送量をできるだけ増やすなど物流の効率化を進めることで販売価格を去年並みにおさえ、消費者を取り込もうとしています。

また、最近はワインの消費量が伸び悩んでいることから、スーパーではボージョレの販売に合わせて価格を抑えた南フランス産のワインも販売し、てこ入れを図っています。

イオンリテールの加藤修一さんは「産地では天候不順などもあったが、ことしもボージョレらしい出来になりました。旬を感じながら楽しんでほしいです」と話していました。

ボージョレ・ヌーボーは、サントリーが価格を据え置くほか、キリンホールディングス傘下のメルシャンも商品数を絞り込んだうえで価格を据え置くということです。

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