生命保険最大手の日本生命は、来年1月2日以降に契約する一部の商品について、保険料を分割して支払う「平準払い」の予定利率=利回りを引き上げると発表しました。
会社によりますと利回りを引き上げると1985年以来、40年ぶりとなり
▽学資保険は現在の0.85%の利回りを1%に引き上げるほか
▽年金保険は0.6%から1%に
▽終身保険は0.25%から0.4%に、それぞれ引き上げます。
保険商品の場合、利回りが高くなるほど加入者にとっては支払う保険料が割安になる仕組みとなっていて、日銀の利上げで金利の上昇が今後も見込まれる中、会社としては利回りの引き上げで加入者の増加につなげるねらいもあります。
生命保険業界では保険商品の利回りを引き上げる動きが出始めていますが、今回の最大手の対応で同様の動きが一段と広がるかが注目されます。
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