有料化でプラ製カトラリーの提供本数は従来から78%減った

ファミリーマートは21日、店で提供するプラスチック製スプーンやストローの有料化によって、提供本数が1店舗あたり従来から78%減ったと発表した。一部商品で売上高が減少する影響があったため、現時点では対応店を増やさず、すでに有料化している店舗に限って取り組みを継続する。

ファミマは1月から一部の直営店でプラ製のカトラリーを有料化した。価格はスプーンとフォークが6円で、ストローで4円とした。プラ製カトラリーの有料化は大手コンビニで初。

従来は、1店舗で1日あたり合計51本のプラ製カトラリーを提供していた。有料化後は、11.2本に減少した。ファミマはプラ製カトラリーについて、2030年度までに石油由来のプラスチックを19年度比半減させる目標を掲げている。有料化する店舗は拡大しないものの、プラ削減につながる取り組みは継続する。

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