記者会見するアマゾンジャパンの鈴木浩司バイスプレジデント(22日、東京都新宿区)

アマゾンジャパン(東京・目黒)は22日、米国発祥の大型セール「ブラックフライデー」を29日から12月6日まで行うと発表した。対象商品は100万点以上。食料品や日用品など生活必需品のセール品を充実させたほか、ギフト向けの高単価の製品もそろえた。

割引率を事前に公表しているのは一部のアマゾンの独自製品のみ。配信動画などが見られるテレビ向けの外付け機器「Fire TV Stick HD」は5割引きの3480円、スマートスピーカーの「エコースポット」は3割引きの7980円となる。

洗剤など日用品のセール品を充実させた(22日、東京都新宿区)

NTTドコモの「dポイント」がたまりやすくなるキャンペーンを初めて行う。11月27日からは「先行セール」として、一部商品を先駆けて安売りする。

アマゾンが11月に実施したアンケートによると、年末ギフトの予算が「2023年と同じくらい」と答えた人は80%いた。22日に記者会見した同社の鈴木浩司バイスプレジデントは「物価高の一方で、ギフトにはお金をかける人は多い。日用品などはお得に提供しつつ、ギフト向けも重点的にセール対象にした」と説明した。

セールに先立ち、22〜24日にはJR新宿駅近くのサナギ新宿(東京・新宿)前でイベントを開く。セール対象の約130点を展示するほか、アマゾンのギフトカードが当たる抽選会などを実施する。

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