日本マクドナルドは25年末までに全ての容器を再生可能な素材などに切り替える目標を掲げる(神奈川県の店舗)

日本マクドナルドは22日、ソフトクリームを使ったデザート「マックフルーリー」について、カップと蓋が一体となった紙製容器に切り替えると発表した。スプーンは木製にする。これまでカップは紙製だったが、蓋とスプーンがプラスチックだった。

12月上旬から順次、容器を切り替える。4月に埼玉県の一部店舗で新容器を試験導入しており、全国に広げる形だ。

このほか、鮮やかな色合いが特徴の炭酸飲料「マックフィズ」や、コーヒーや炭酸にソフトクリームをのせた「マックフロート」についても11月下旬から全国で順次、カップと蓋をバイオマス素材やリサイクル素材のものに切り替える。

蓋とカップが一体となったマックフルーリーの紙製容器

同社は2025年末までに全ての容器を再生可能な素材やリサイクル素材などに変える目標を掲げている。22年10月にストローを紙製にし、23年12月にはサラダの容器を紙製に切り替えた。4月からは長崎県内の全店で持ち帰り商品用として提供しているプラスチック製のレジ袋を有料化した。

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