ユニ・チャームは初めて保険サービスを手掛ける

ユニ・チャームは25日、不妊治療や乳がんなどに備える女性向けの少額短期保険を提供すると発表した。アフラック生命保険傘下のアフラック少額短期保険と連携する。ユニ・チャームが保険サービスを手掛けるのは初めてで、同社の生理管理アプリ上で26日から申し込みを受け付ける。

サービス名は「ソフィ おまもり保険 女性向け医療サポート」。子宮がんや乳がんなど女性特有の病気にかかる手術や入院費用のほか、人工授精などの不妊治療にかかる費用を保障する。一般的な病気やけがも保障対象となる。

「スタンダード」と「ライト」の2プランがあり、加入時の年齢で保険料が変わる。例えば30歳でライトプランに入会した場合は月額950円。ユニ・チャームが7月に提供を始めたホルモンと体調の関係がわかる生理管理アプリ「ソフィBe」上で申し込める。

厚生労働省の調査によると、働き盛りの25〜39歳女性は男性に比べて医療費が約1.5倍かかると判明した。乳がんや子宮がん、子宮内膜症など女性特有の病気の治療費などがかさむためだという。およそ6組に1組のカップルが不妊検査・治療をしているという調査結果もある。

ユニ・チャームは「近年、不妊治療を含む医療サポートの備えを考える女性が増えている。『ソフィ』のブランドを通じて生理ケアだけでなく、キャリアや妊娠など全てのライフステージに応じた女性に対するサポートをしたい」としている。

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