Habittoが提供するデジタルバンクの利用イメージ

シンガポール発のフィンテック企業でデジタルバンクを運営するHabitto(ハビット、東京・渋谷)は27日、ベンチャーキャピタル(VC)の米QEDインベスターズなどから18億円を調達したと発表した。利用者数の拡大に向けファイナンシャルアドバイザーの採用などに投じる。

QEDインベスターズのほか、VCのDG Daiwa Venturesや米スクラムベンチャーズなどが第三者割当増資を引き受けた。

ハビットはアプリを通じて貯蓄口座や保険、投資などの金融サービスを提供する。利用者はチャット上でアドバイザーに質問や相談ができる。アプリのダウンロード数は4万2000件、登録者数は2万人となった。

アプリの開発や広告などに資金を投じるほか、投資や保険など扱う金融商品の種類を増やす。人工知能(AI)を活用し、アプリの使い勝手も高める。2025年中にアプリのダウンロード数を10万件にすることを目指す。

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