楽天モバイルは27日、関東地方で高速通信規格「5G」を使えるエリアを1月と比べ2.1倍に広げたと発表した。主流の周波数帯「サブ6(シックス)」について基地局の出力を引き上げた。従来は12月末までに同1.6倍に拡大する目標だった。
衛星通信事業者と交渉し、サブ6が衛星通信の周波数帯に干渉する問題を解消した。これにより、基地局の出力を引き上げた。
楽天モバイルは回線契約数が急ピッチで伸び、1人あたりのデータ使用量も増えている。27日の説明会で竹下紘常務執行役員は通信速度を維持する対策として「都市部でサブ6の基地局増設を検討する」と述べた。全国のサブ6の基地局数は9月末時点で1万7494局という。
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