投資ファンドのオアシスは、アインHDの株式保有比率を15%弱に高めた

香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが調剤薬局を手掛けるアインホールディングス(HD)の株式保有比率を14.89%に高めたことが1日わかった。オアシスが同日、関東財務局に変更報告書を提出した。3月には、オアシスがアインHD株を9.6%保有していることが明らかになっていた。

物言う株主(アクティビスト)として知られるオアシスは4月23日に、主に市場外でアインHD株を追加取得した。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としている。

アインHDの四半期報告書によると23年10月末時点の大株主には日本マスタートラスト信託銀行(信託口)やセブン&アイ・ホールディングス、北洋銀行などが名を連ねているが、オアシスは筆頭株主となった模様だ。1日の東京株式市場でアインHD株は前日比155円(2.6%)高の6125円で引けた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。