2025年冬に日本で発売する「マイバッハSL680」(29日、東京都港区)

メルセデス・ベンツ日本(千葉市)は29日、2025年以降に最上級車種の専売拠点を増やすと発表した。現在は東京・銀座の1カ所しかないが、全国の主要都市4カ所に新設する。最高級ブランド「マイバッハ」やメルセデス・ベンツの最上級モデル「Sクラス」などを展示し、富裕層を取り込む。

同社が「トップエンド(最上級)車」と位置付けるマイバッハや多目的スポーツ車(SUV)「Gクラス」などを販売する。トップエンド車に特化した販売員を育成して拠点に配置する。購入時に内装の色などを選ぶことができる施設も作る。

同社は22年12月に世界初のトップエンド車専売拠点「スターズ@メルセデス・ベンツ銀座」をオープンした。ゲルティンガー剛社長は「マイバッハの販売は非常に好調で年々増えている。今後さらに注力していく」とした。

同日、「マイバッハGLS600」の50台限定の特別仕様車も発売した。価格は4115万円。25年冬に発売する2人乗りオープンカー「マイバッハSL680」もアジアで初公開した。価格は未定。

【関連記事】

  • ・メルセデス、「マイバッハ」EV日本発売 2790万円から
  • ・ベンツGクラス初のEV、2600万円 中古価格保ち普及狙う

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。