JR九州は29日、鉄道運賃の値上げが同日付で国土交通省に認可されたと発表した。2025年4月1日発売分から普通運賃を平均約15%、通勤定期を平均約30%引き上げる。運賃改定は消費税増税を除くと1996年以来29年ぶり。

通学定期は平均約16%、新幹線特急料金は平均約12%の値上げとなる。鉄道部門の収入ベースで、25〜27年度に平均年間168億円の増収効果を見込む。増収分を物価の高騰や人件費の上昇、激甚化する災害への対応などにあてる。

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