半導体業界では国内外で人材の獲得競争が激しくなっていて、業界団体の「電子情報技術産業協会」は去年、国内に工場を持つ半導体メーカー9社で今後10年間であわせて4万人の人材が追加で必要になるという見通しをまとめています。
このため半導体メーカーのソニーセミコンダクタソリューションズや三菱電機、キオクシアなど6社が連携して人材獲得に向けて新たな対策に乗り出すことになりました。
この取り組みの一環として12月、神戸大学でイベントを開き、各社の技術者が半導体産業の現状やキャリアプランなどを集まった学生に説明することにしています。
今後、参加企業を増やすとともに全国の大学に働きかけていくことにしています。
半導体は生成AIや自動車など今後の先端技術に必要な次世代の技術開発を求められていて、人材確保が急務となっています。
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