小売業向け店舗支援のVisionAI（ビジョンエーアイ、東京・渋谷）は、人工知能（AI）を搭載したカメラで店舗の省人化を支援する事業を2025年に始める。25年春に自社の模擬店舗で技術検証を始め、同年秋にコンビニエンスストアに試験導入する。
事業開発などに充てるため、サイバーエージェントなどを引受先とする第三者割当増資で5000万円を調達した。
ビジョンエーアイはサイバーエージェントで小売業向けデジタル化支援を手掛けていた平川義修氏が独立し、24年10月に設立した。高価な重量センサーを使わず、自社開発のコンピュータービジョンとAIに市販のカメラを組み合わせることで、初期導入コストを500万円程度に抑えることを目指す。
第三者割当増資はベンチャーキャピタル（VC）のサイバーエージェント・キャピタルのほかニュー・コマース・ベンチャーズも引き受けた。
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