ニューヨーク株式市場は、アメリカ経済の先行きへの期待感などを背景にIT大手や半導体関連の銘柄を中心に買い注文が広がったことで、ナスダックの株価指数は先週末と比べておよそ1%上昇し、およそ3週間ぶりに最高値を更新しました。

また、主要な500社の株価で算出する「S&P500」の株価指数も小幅に上昇し、最高値を更新しました。

市場関係者は「EVメーカーの『テスラ』の株価が大きく上昇したほか、年末商戦への期待感から『アマゾン』などにも買い注文が入った」と話しています。

一方、ニューヨーク外国為替市場では、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が今月の会合で利下げに踏み切るという観測などを背景にドルを売って円を買う動きが進み、円相場は一時1ドル=149円台前半をつけ、およそ1か月半ぶりの円高水準となりました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。