帝国データバンク福岡支店が3日発表した調査によると、2023年度の売上高が22年度比で増収となった九州・沖縄のスーパーは64.4%に上った。前年度(43.1%)から21.3ポイント上昇した。新型コロナウイルス禍から人流が回復し、物価高を受けた価格転嫁が進んだことも寄与した。
売上高トップはトライアルホールディングス(HD)傘下のトライアルストアーズ(福岡市)で、22年度比26%増の6155億円だった。前年度に首位だったイオン九州が5%増の5089億円、沖縄の小売り大手サンエーが6%増の2185億円で続いた。
調査は23年4月期から24年3月期の業績が判明し、売上高が10億円以上となった135社を対象にまとめた。
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