ファミマは、イートインスペースで障害者アーティストの作品を展示する(3日、東京都港区)

ファミリーマートは3日、障害者支援の一般社団法人、障がい者自立推進機構(東京・港)と連携し、障害を持つアーティストがつくる作品の販売を始めた件について、東京都内の店舗で説明会を開いた。港区の3店舗ではイートインスペースを利用して作品も展示する。売り上げの一部はアーティストに還元する仕組みで、障害者の経済活動を支援する。

障害を持つアーティスト8人が描いたカレンダー(400円)やブロマイド(300円)など計18作品を販売する。販売期間は3日から2025年末までの1年間。全国約1万6000店にあるコピー機で作品を印刷できる。売り上げの一部はアーティストの収入となる。

障がい者自立推進機構の松永昭弘代表理事は「障害を持つアーティストの作品は見てもらえる機会が少ない。来店者の多いファミマの店舗で展示できてうれしい。商品の販売を通じて、障害を持つアーティストの方々に還元していきたい」と話した。

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