これはGMが4日に開示した資料で明らかにしたもので、中国で事業を展開する現地企業との合弁会社の価値の見直しや、工場の閉鎖などの費用として合わせて50億ドル、日本円で7500億円を超える損失を計上するとしています。

中国では、現地のEVメーカーなどとの競争が激しくなり、赤字が続いていたということです。

会社は「持続可能で収益力の高い事業にするために、合弁を組む現地企業と協力して中国事業の立て直しに取り組んでいる」とコメントしています。

このほかGMは、アメリカ中西部ミシガン州に建設していたEV向けの電池工場について、協業する韓国の大手電池メーカー、LGエナジーソリューションに売却する方針を明らかにするなど、アメリカでのEV市場の減速や中国での競争の激化を背景に戦略の見直しを迫られています。

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